レモングラス
学名Cymbopogon citratus
科名イネ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位全草(中国、ジャワ、グアテマラ他)
比重0.886〜0.894
一見、ススキのようです。レモン草、レモンガヤともいわれるインド原産の植物で、
熱帯から亜熱帯地方で栽培されている多年草です。関東地方では、路地で
越冬することはできず、毎年のように枯らしてしまいます。

葉は、タイ料理のトムヤンクンやカレーの香り付けとして利用されています。
ハーブティは、発汗を促し、消化を助けることで知られています。
レモンに似た香りは、ストレスを軽減し、極度の緊張から心を解き
ほぐしてくれます。

主要含有成分表
テルペン系アルデヒド類・ゲラニアール 40〜50%
・ネラール 30〜40% 
モノテルペン炭化水素類・リモネン tr.〜10%
セスキテルペン炭化水素類(+)・βーカリオフィレン
モノテルペンアルコール類・ゲラニオール
エステル類・酢酸ゲラニル
・精油は、血管拡張作用を持つため、冷え、ダイエット、筋肉の炎症による
 痛みを軽減してくれます。
・テルペン系アルデヒド類が、皮膚を荒らす危険性があるため、50%以下に
 希釈して使用する。
・使用法、使用量の目安に準ずれば注意なし

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください 主要含有成分表     提供;KENSO 
テルペン系アルデヒド類・抗炎症作用 4+
・鎮痛作用 3+
・結石溶解作用 3+
・鎮静作用 2+
・消化促進作用 2+
・血圧降下作用 2+
・抗真菌作用 2+
・抗ウィルス作用 +
・抗菌作用 +
固有作用

・ゲラニアール
  (抗ヒスタミン作用、抗菌作用、抗真菌作用、
   鎮静作用、昆虫忌避作用(蚊)、
   抗ウィルス作用)
・ネラール
  (抗ヒスタミン作用、抗菌作用、抗真菌作用、
   鎮静作用、昆虫忌避作用(蚊)、
   抗ウィルス作用)

モノテルペン炭化水素類・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、
   蠕動運動促進作用)

セスキテルペン炭化水素類(+)
・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
モノテルペンアルコール類・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・ゲラニオール
  (鎮痛作用、興奮作用、収れん作用、抗不安作用
   皮膚弾力回復作用、子宮収縮作用)

エステル類・鎮痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧低下作用 3+

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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